死後2年以内に故人の最後の住所地の市区町村役所に
請求すればもらえるお金があります。
申請から振込まで1~3か月程度かかります。
1.葬祭費(故人が国民健康保険加入だった場合)
申請すればもらえる。3~7万円。概ね5万円が多い。
国民健康保険葬祭費支給申請書とともに、
以下の書類を提出します。
①会葬礼状
②喪主の通帳と認印
③故人の保険証
④死亡診断書のコピー
2.高額療養費
故人が1か月間に一定以上の医療費を使っていた場合
超えた分が戻ってきます。
一般所得者の場合、1か月間の自己負担限度額(1万8000円)を
超えた分が戻ってきます。
故人の配偶者や新たな世帯主が請求できます。
高額療養費申請書とともに以下の書類を提出。
①請求する相続人の戸籍謄本
②該当する月の病院の領収証
③振込先のわかる預貯金通帳
3.高額介護サービス費
故人が上限額を超える介護サービス費を使っていた場合
超えた分が戻ってきます。
相続人が請求できる。
対象者には保険証返却後に役所から還付金の請求書が
送付されます。
介護保険高額介護サービス費支給申請書とともに
以下の書類を提出。
①請求する相続人の戸籍謄本
②介護保険被保険者証
③介護サービスを受けたことがわかる領収証
④振込先のわかる預貯金通帳
4.国民年金死亡一時金
故人が国民年金に3年以上加入していた場合に
老齢基礎年金を受給しないまま亡くなった場合
に支給されます。
金額は12万円~32万円。加入期間に応じて金額が決まる。
420か月以上の加入で32万円。
必要書類
①故人の年金手帳
②申請者の戸籍謄本
③故人の死亡がわかる戸籍謄本
④故人と世帯全員の住民票
⑤請求する人の預貯金通帳