相続放棄の撤回はできない、このことが第二のデメリットです。
相続放棄を一度やってしまうと、その後どのような理由があったとしても
相続放棄を撤回することはできません。
これも大きなデメリットです。
例えば、相続放棄後に高価な相続財産が発見されて、
相続放棄を撤回したくなってもそれは認められません。
そのため、事前に相続財産(遺産)の調査をしっかりと
やらなければいけません。
ただし、理由が他の相続人の脅迫によって相続放棄した場合、
詐欺によって相続放棄した場合は
例外的に取り消しをすることが認められています。